国際恋愛/国際結婚

国際恋愛あるある 不安で寂しい遠距離の壁を上手く乗り越えるコツ 

 

Ciao! チャオ! メリです。

 

昨年のことですが、日本でのイタリア人夫(通称:イタ夫)のビザ申請のために自分たちのこれまでのメールなどの履歴を探していました。

 

そこで改めて目にした、私たちの遠距離恋愛の紆余曲折…

 

いや、本当いろいろあったな。。汗

 

イタ夫が日本に会いに来たり、いきなり音信不通になったり、私が当時イタ夫がいたオーストラリアに会いに行ったり、また音信不通になったり、その間にちょっといい人ができたり、また連絡再開したり、イタリアに会いに行ったり、、

 

遠距離恋愛をした期間…約2年。

 

正直言って、遠距離恋愛って

超しんどい。ほぼ不可能。

 

現在、遠距離恋愛中の方、悩んでいませんか?

辛いですよね。不安ですよね。寂しいですよね。

めっちゃ分かります。

 

この記事では、国際恋愛にはつきものの遠距離の壁について、どうして遠距離恋愛が辛いのか、そんな辛さを乗り越えるコツとは何なのか、私たちの経験を大暴露しながらお伝えしていきます。

 

皆さまの心が少しでも軽くなるお手伝いができますように。

 

国際恋愛は遠距離を覚悟して!?

木彫の壁に白い世界大陸の形が貼られており、その上のオーストラリアと東ヨーロッパ付近に赤いハートの形が貼られている。

日本人同士のカップルでも、仕事の関係などで遠距離になってしまうことはありますよね。

では、国際恋愛カップルはどうでしょう。

遠距離になって当たり前。だって、母国が違うんです。

 

一緒に住んでいたとしても、それぞれのお国で休暇を過ごすなら少なくとも2週間は離れ離れ。他にも、家族の冠婚葬祭だったり、お国に帰って就活だったり、今後の二人の関係を続けていくために遠距離恋愛を選択することも多いと思います。

 

国際恋愛をすると決めた時点で、長く会えない期間が訪れるだろうということを覚悟しなければなりません。

 

国際恋愛 辛い遠距離 どうしてうまくいかないの?

遠距離恋愛というと、ネガティブなイメージがありませんか?

どうしてでしょう?

それは、以下のような不安や辛さがあるからです。

白い服を着た女性が頭を抱えている

会えない寂しさ

好きな人と毎日会いたい、一緒に過ごしたいと思うことは普通のことです。でも、遠距離になるとそうはいきませんよね。

やはり、顔を合わせて、触れ合う時間というのは恋愛の最大の魅力ではないでしょうか。

私は毎日スカイプで話していても、「足りな―い」と思っていました。

浮気や先が見えない不安

遠距離恋愛では、相手がどんな生活をしているのか、周りにどんな人たちがいるのか、様々な不安が付きまといます。
自分で行って見て確かめることできれば少し安心できるかもしれませんが、国が違うとそう簡単にはいきません。

当時、私もストーカーのようにイタ夫のSNSを見張っていました。怖い。笑

また、休暇や冠婚葬祭など、期間があらかじめ決まっている遠距離なら、その時間を楽しむこともできますが、そうではない場合はいつこの期間が終わるのか…先が見えない不安に襲われることもあります。

難しい連絡頻度

日本の中なら時間も同じ。お昼休みや仕事終わりなどに合わせて連絡することができます。

でも、海外だと話は別。

時差という魔物が…

たくさんの時計が積み重なっている

この時差によって連絡できる頻度が限られてしまうことがあります。

例えば、イタ夫がオーストラリアにいた時は1~2時間で大したことありませんでしたが、イタリアにいた時は7~8時間。

私が朝起きる時には、イタ夫はすでに寝ていることが多く、仕事が終わるころに仕事が始まる時間になるし、寝るころにやっと仕事が終わるという負のループ…。

 

幸か不幸か、イタ夫はイタリアに帰国するタイミングでサッカーによって患った膝の再手術をし、リハビリをしていました。そのため、仕事をしていない時期は時間だけは柔軟に対応することができました。

それでも、夜遅くまで起きたり、朝早く起きたりと生活を変化させるのは慣れるまで難しいものです。

音信不通と別れ

最悪なのは、この音信不通…。

メッセージ送っても返信なし。電話しても出ない。。

昨日まで普通に連絡してたのにーーーー!!!

女性が「は?何で?」というリアクションをしている

仕事忙しいのかな?寝てるのかな?友だちといるのかな?…てか、大丈夫?生きてるよね?

気になってしょうがない。

 

こんなことありませんか?

 

こんな突然の音信不通はイタ夫だけがなせる業かもしれませんが、会いに行くことが難しい場合これはかなりのダメージです。

 

私の場合、音信不通…約1か月。。忙しいでは片づけられない長さ…こればっかりはもう別れを覚悟しました。
その当時、私は新規事業の立ち上げをしていて超絶忙しく、途中からもう諦めモードで放置していましたが。。

「遠距離恋愛ってこんな別れ方なんだー。」と仕事の帰り道にしみじみ思ったりしていました。

 

それなら、きっぱりと別れを告げてくれる方がよっぽどいいですよね。

 

イタ夫とメリの国際遠距離恋愛から同棲までの道のり

もうお分かりかと思いますが、イタ夫とメリの遠距離恋愛…調子が良かったのは最初の3ヶ月のみ。

この期間は、「おはよう」、「おやすみ」などのメッセージを送りあったり、ほぼ毎日帰宅後にスカイプ。その日に会った出来事が主な会話でした。

しかしながら、3ヶ月を過ぎたころから怒涛のように遠距離恋愛の負の部分が襲ってきました。

 

そうです。いきなりの音信不通…。

女性がスマートフォンに向かって悩んだ顔をしている

この時、既に年末年始にオーストラリアに会いに行くための航空券を購入済み。まさかの突然の音信不通でした。。

 

最初は、ただ忙しいだけだろうといつものようにメッセージを送ったりしていました。

3日ほど経って「あれ?大丈夫かな?」と思い、携帯無くした?いや、事故?病気?などを疑いました。

1週間後、「あ、これやばい感じかも。。」と思い、連絡をするのを止めました。

2週間後、「マジで?こんな終わり方?」と思い、号泣する日々。寝れなかった日もちらほら。ただ仕事が超絶忙しかった時期なので忙しさに助けられました。

約1か月後、連絡ないけどせっかく航空券取ったのでオーストラリアに旅立ちました。

 

何とかオーストラリアでイタ夫と会うことができ、仲直りしましたが、帰国してから数週間、、

 

また音信不通。笑

 

女の子がスマートフォンをじーっと見つめている

 

ずるずる引きずるのは性に合わないメリ。次!!っと心を切り替える。わざわざ連絡するのも煩わしく、勝手に別れた気でいました。
女性はこういう切り替えが得意だと言いますよね。

 

時は流れ、新しい出会いもあり、あり、あり、、、

 

イタ夫からいつの間にか来ていたEmailにも気づかず…

 

日本での生活を楽しもうとしていました。

 

そして、ある時ふと開いたあまり使っていなかったEmailの受信履歴…

 

あれイタ夫… めっちゃ反省しているではないか。やり直したいとか言っているではないか。

 

うーん…

 

連絡再開。イタリア行き決定。

 

約1年ぶりに直接会い、やり直すことに同意。

 

半年後、オーストラリアで同棲開始。

 

こんな感じでした。

 

当時はいきなり音信不通になったイタ夫を責めてばかりいましたが、振り返ってみると私がイタ夫に仕事の忙しさなどの愚痴を毎日毎日言っていたからかもしれません。
自分が同じように言われていたらしんどかったと思います。

イタリアから帰国し同棲するまでの間は、私も仕事の環境が変わり、毎日笑顔で話せることが多かったように思います。

 

国際恋愛 遠距離がうまくいくコツ 2年間の経験を経て得たもの

このような、遠距離恋愛をしたと言っていいのかすら微妙な私たちですが、遠距離を経験して見えてきた遠距離恋愛のコツを4つご紹介します。

 

1.ビデオコールで話すときもメッセージを送る時も、笑顔で気持ち良く

女性がコンピューター画面の向こう側にいる男性と楽しそうに話している

仕事で疲れている日もあれば、嫌味を言われてイライラしている日もあります。
特に連絡が毎日の日課になってくると、愚痴を言いたくなることもあります。言ってもかまいません。でも、笑い話にしましょう。
自分の中で嫌なことは先に消化してから、話すようにする。そうすることで、自然と話す時間を笑顔で気持ち良く過ごせるようになります。

お互い、離れていても時間を合わせて連絡しています。その時間が苦痛になるほど辛いことはないですよね。

 

2.一人でも生きていける強さをもち、自分と向き合う時間を楽しむ

女性がはつらつとした笑顔を見せている
会いたくても、連絡がなくても、自分の時間を充実させられる強さ。相手に依存するのではなく、自分で楽しみを見つけられる強さが遠距離恋愛にはとても大切です。
シングルでいた時のように自由に楽しめる。でも、心の中にはいつも彼がいる。最強ではありませんか?

外国人は、自立している女性を好む人が多いです。
「あなたのことを考えて何も手につかない。」なんて言うのは自分だけで、相手に言われると引いてしまいます。女性は言われて嬉しい一言ですけどね。

遠距離の時間を自分と向き合う時間だと考え、好きなものを追及したり、誕生日のサプライズや会った時のプレゼントなど彼の喜ぶことを考えたりしてみましょう。
遠距離であることをプラスにとらえることができます。

 

3.相手を信じる

木の看板が立てられており、Trust,Hope, Loveがそれぞれの方向を指している
音信不通や浮気…遠距離にはちょっとしたきっかけで相手を疑いたくなる瞬間が必ず訪れます。いつものように連絡が来ない。インスタに知らない女の子が写っている。などなど。
そんな時、相手を信じられるかどうかはとても重要です。

不安に振り回されずに、どーんと構えられれば最高ですね。正直とても難しいですが、この気持ちはこの先も関係を続けていく上で、絶対必要になってくるものです。

 

4.可能なタイミングで直接会い、将来について話す

男女が空港で抱き合っている

国が違うので、頻繁に会うことは困難ですが、できれば半年に1回ぐらいは会いたいものです。国を越えて会いに行く努力は、会ったときの喜びを何十倍にもしてくれます。

そして、その時に絶対してほしいのは将来について話すこと。重要なのは、“いつになったら一緒に過ごせるのか”。一生遠距離のカップルはいません。一緒に過ごせる見通しを必ず会うたびに確認してください。

 

さいごに

ここまで読んで下さってありがとうございます。Grazie!

国際恋愛にはつきものの遠距離。様々な状況で辛い想いをしている方も多いかと思います。

相手に依存しないこと。近くにいないので、自分をハッピーにできるのは自分だけと覚悟すること。

あなたがハッピーだと、相手は離れません。

 

これが遠距離恋愛の真実です。

遠距離恋愛の先に、幸せなゴールが待っていますように。

ブラックボードにプーさんの名言が書かれてあり、男女の写真がその前に飾られている

“僕らがどれだけ離れていたとしても、僕はいつも君と共にいるよ。”
by くまのプーさん